年間統計

2026年6月1日 リリース

プレスリリース
(―社)日本ロボット工業会
調査・統計部会

マニピュレータ、ロボット統計 受注・生産・出荷実績
2025年 暦年【会員+非会員】について

調査概要

「マニピュレータ、ロボット統計 受注・生産・出荷実績 2025年 暦年【会員+非会員】」は、当会のロボット産業需給動向調査を基に作成したもので、当会の会員及び非会員の調査対象企業による実績1である。

1サービスロボットを除く

業況

2025年は、世界経済の分断によって不確実性が益々高まる中、外需を中心とした自動化需要の回復やAI関連投資などに後押しされ、ロボットの需要環境は年間を通して前年を上回る水準で推移した。
会員と非会員を含めた年間受注額は、対前年比25.7%増の1兆456億円、生産額は同21.0%増の9,452億円と、それぞれ前年を大きく上回った。出荷実績では、国内向けは自動車製造業向けを中心に主要業種、用途で低調となった。輸出は実装用が大幅な増加となったほか、溶接用、マテハン用など主要用途も前年から大きく回復した。
受注・生産・出荷の各状況は以下の通り。

1.受注

受注台数(台) 218,987(台)(前年比+20.0%)【3年ぶりの増加】
受注額(億円) 10,456(億円)(同+25.7%)【3年ぶりの増加】

2.生産

生産台数(台) 207,004(台)(前年比+17.5%)【3年ぶりの増加】
生産額(億円) 9,452(億円)(同+21.0%)【3年ぶりの増加】

3.出荷

総出荷台数(台) 211,139(台)(前年比+16.4%)【3年ぶりの増加】
総出荷額(億円) 9,937(億円)(同+20.4%)【3年ぶりの増加】
 国内出荷台数(台) 37,816(台)(同▲18.3%)【3年連続の減少】
 国内出荷額(億円) 2,041(億円)(同▲10.8%)【2年ぶりの減少】
 輸出台数(台) 173,323(台)(同+28.2%)【3年ぶりの増加】
 輸出額(億円) 7,896(億円)(同+32.4%)【3年ぶりの増加】

3.1 国内出荷内訳

[業種別]電気機械製造業向け
国内出荷台数(台) 13,602(台)(前年比▲16.6%)【3年連続の減少】
国内出荷額(億円) 719(億円)(同▲10.1%)【3年連続の減少】
[業種別]自動車製造業向け
国内出荷台数(台) 9,511(台)(前年比▲26.4%)【2年ぶりの減少】
国内出荷額(億円) 517(億円)(同▲15.4%)【3年ぶりの減少】

3.2 輸出内訳

[用途別]電子部品実装用
輸出台数(台) 16,371(台)(前年比+27.8%)【2年連続の増加】
輸出額(億円) 2,964(億円)(同+43.2%)【2年連続の増加】
[用途別]溶接用
輸出台数(台) 34,705(台)(前年比+35.8%)【3年ぶりの増加】
輸出額(億円) 863(億円)(同+34.6%)【3年ぶりの増加】

2026年見通し

世界経済を取り巻く不確定要素が複合的に存在しており、今後の見通しは依然として不透明感を伴っているものの、引き続き輸出を中心としたAIへの大規模投資や世界的な自動化要求によるロボット需要の拡大が期待され、2026年のロボット受注額は対前年比16.7%増の1兆2,200億円、生産額は11.1%増の1兆500億円を期待している。

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