年間統計
2023年6月1日 リリース
プレスリリース
(―社)日本ロボット工業会
調査・統計部会
調査・統計部会
マニピュレータ、ロボット統計 受注・生産・出荷実績
2022年 暦年【会員+非会員】について
調査概要
「マニピュレータ、ロボット統計 受注・生産・出荷実績 2022年 暦年【会員+非会員】」は、当会のロボット産業需給動向調査を基に作成したもので、当会の会員及び非会員の調査対象企業による実績(サービスロボットを除く)である。
業況
2022年は、2021年に続き地政学的理由や部品不足といった懸念材料がある中、輸出市場を中心に自動化需要が広がりをみせるとともに、国内市場も緩やかに回復傾向を示した。
会員と非会員を含めた年間受注額は対前年比3.1%増の1兆1,118億円、生産額は同8.7%増の1兆210億円と、それぞれ過去最高となった。前年に年間受注額が初の1兆円超えとなったことに続き、年間生産額と年間総出荷額が初の1兆円超えとなった。
受注・生産・出荷の各状況は以下の通り。
1.受注
受注台数(台) | 299,093(前年比+0.0%) 【3年連続の増加】 |
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受注額(億円) | 11,118(億円)(同+3.1%) 【3年連続の増加】 |
2.生産
生産台数(台) | 280,051(前年比+9.1%)【3年連続の増加】 |
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生産額(億円) | 10,210(同+8.7%)【2年連続の増加】 |
3.出荷
総出荷台数(台) | 282,934(前年比+8.1%)【2年連続の増加】 |
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総出荷額(億円) | 10,509(同+9.2%)【2年連続の増加】 |
国内出荷台数(台) | 52,415(同+4.9%)【2年連続の増加】 |
国内出荷額(億円) | 2,335(同+4.7%)【2年連続の増加】 |
輸出台数(台) | 230,519(同+8.9%)【3年連続の増加】 |
輸出額(億円) | 8,174(同+10.6%)【3年連続の増加】 |
3.1 国内出荷内訳
[業種別]電気機械製造業向け
国内出荷台数(台) | 20,707(前年比+10.5%)【2年連続の増加】 |
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国内出荷額(億円) | 955(同+16.8%)【2年連続の増加】 |
[業種別]自動車製造業向け
国内出荷台数(台) | 12,579(前年比▲6.9%)【2年ぶりの減少】 |
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国内出荷額(億円) | 542(同▲11.3%)【2年ぶりの減少】 |
3.2 輸出内訳
[用途別]電子部品実装用
輸出台数(台) | 16,020(前年比▲14.6%)【3年ぶりの減少】 |
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輸出額(億円) | 2,503(同▲10.5%)【3年ぶりの減少】 |
[用途別]溶接用
輸出台数(台) | 40,228(前年比+0.4%)【3年連続の増加】 |
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輸出額(億円) | 947(同+14.5%)【2年連続の増加】 |
2023年見通し
2023年は、国内外で自動化需要は継続するものの、足元では世界経済の先行き不透明感により受注に調整局面が見られることなどから、ロボット受注額は対前年比8.3%減の1兆200億円、生産額は2.8%増の1兆500億円を見通している。