四半期統計(2018(平成30)年7~9月期)
2018年10月26日リリース
プレスリリース
(―社)日本ロボット工業会
調査・統計部会
調査・統計部会
ロボット統計受注・生産・出荷実績
2018(平成30)年7~9月期【会員ベース】について
統計調査について
「ロボット統計受注・生産・出荷実績 2018(平成30)年7~9月期【会員ベース】」は、当会の月別統計調査を基に作成したもので、当会の正会員及び賛助会員対象企業32社のうち、回答企業32社による実績である。
なお、サービスロボットは調査対象外としている。
業況について
2017年の年間の集計結果は、国内需要が堅調であったことに加え、輸出はそれ以上の大幅な伸びを示した。会員と非会員を含めた年間受注額は対前年比27.8%増の9,447億円、生産額は同24.8%増の8,777億円と、それぞれ過去最高となった。
2018年1~3月期、4~6月期は受注・生産・総出荷の各項目において対前年同期比でプラス。
2018年7~9月期の受注・生産・出荷の各状況は以下の通り。
1.受注について
受注台数は12四半期ぶりの前年同期比マイナス、受注額はプラスを維持。
受注台数(台) | 51,180(前年同期比▲1.1%) 【12四半期ぶりのマイナス】 |
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受注額(億円) | 1,848(同+3.7%) 【9四半期連続のプラス】 |
(資料3)
2.生産について
生産台数、額ともに前年同期比でマイナスとなったが、生産額は過去2番目の値。
生産台数(台) | 53,108(前年同期比▲5.2%) 【21四半期ぶりのマイナス】 |
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生産額(億円) | 1,858(同▲1.7%) 【9四半期ぶりのマイナス】 |
(資料1,3)
3.出荷について
国内出荷台数を除いた各項目において前年同期比でマイナスとなった。
総出荷台数(台) | 51,619(前年同期比▲8.2%) 【21四半期ぶりのマイナス】 |
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総出荷額(億円) | 1,861(同▲5.0%) 【9四半期ぶりのマイナス】 |
国内出荷台数(台) | 11,506(同+9.6%) 【6四半期連続のプラス】 |
国内出荷額(億円) | 480(同▲0.7%) 【20四半期ぶりのマイナス】 |
輸出台数(台) | 40,113(▲12.3%) 【21四半期ぶりのマイナス】 |
輸出額(億円) | 1,381(▲6.5%) 【8四半期ぶりのマイナス】 |
(資料1,2,3)
3.1 国内出荷内訳
電気機械産業向けは電子部品実装用が大幅減。自動車産業向けはトータルで横ばい。
電気機械産業向け
国内出荷台数(台) | 3,122(前年同期比+8.7%) 【7四半期連続のプラス】 |
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国内出荷額(億円) | 141(同▲8.8%) 【7四半期ぶりのマイナス】 |
自動車産業向け
国内出荷台数(台) | 3,980(前年同期比+2.3%) 【5四半期連続のプラス】 |
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国内出荷額(億円) | 160(同▲1.2%) 【6四半期ぶりのマイナス】 |
(資料2,3)
3.2 輸出内訳
電子部品実装用は中国向けで大幅な減少となったが他主要国向けが堅調、トータルとして前年同期比微減となった。溶接用は主要輸出先であるアメリカを中心に減少、輸出台数、額ともに前年同期比2桁減となった。
電子部品実装用
輸出台数(台) | 3,599(前年同期比▲4.3%) 【9四半期ぶりのマイナス】 |
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輸出額(億円) | 575(同▲1.0%) 【8四半期ぶりのマイナス】 |
溶接用
輸出台数(台) | 8,552(前年同期比▲21.3%) 【2四半期連続のマイナス】 |
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輸出額(億円) | 217(同▲18.6%) 【2四半期連続のマイナス】 |
(資料1,3)